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ケベク あらすじ 36話(最終回) [ケベク]

唐の水軍十三万に対し、私兵を合わせても六万未満の百済軍。

絶望的な状況の中、「唐と新羅の合流を阻止すれば対抗できます」と進言するケベク。

そんなケベクの忠告を信じたウィジャ王も、「百済は今、最大の危機に直面している。だが、必ず克服できる」と貴族たちに協力を要請する。

しかし、絶望的な戦力差に怖気づいた貴族たちは、私兵を連れて逃げ出してしまう!

それでもケベクは何とかして百済を守ろうと策を練る。

貴族たちが逃げ出したことを嘆くウィジャ上に「我々が勇敢に立ち向かえば必ず戻って来てくれる」と伝えると、少ない兵力で唐と新羅の連盟軍に対抗しようとする。

いよいよ出陣の日。

「思えば全てが天からの授かりものだった。しかし私は今、義兄弟を見捨てたツケを払っている」とケベクに語りかけるウィジャ王。

そんなウィジャ王に「必ず敵を撃退する」と伝えたケベクは、「必ず生きて帰って来ます」と約束する。

絶望的な戦を前に、ウィジャ王とケベクはかつての義兄弟に戻ったのだ。

しかし、そんな二人の意気込みとは裏腹に、勝ち目のない戦を前にした百済の兵士たちはドンヨリ…。

すると、そんな状況を察したチョヨンが「家族を殺して出陣して下さい。帰る場所を捨てたことを示し、兵士の士気を上げるのです」とケベクに忠告する。

躊躇うケベクに「私は死ぬわけではありません。これからも将軍の心の中で生き続けます」と伝えると、「先に逝って待っています。幸せでした…」と自害しようとする!

ケベクが家族に手をかけたと聞かされた兵士たちは、ケベクと運命を共にする覚悟を固めるのだった。

五千の百済軍を率いて、キム・ユシン率いる五万人の新羅軍と黄山伐で対峙するケベク。

圧倒的な戦力差がある中、4度の戦に全て勝利を収めていた。

激戦の余韻の中、勇猛な百済の兵士たちに「死ぬな。今日だけは生きて家族の元へ帰れ」と語りかけると、「進軍せよ!」と5度目の戦の口火を切る!

押し寄せる新羅兵に次々と倒されていく百済の兵士たち。

そんな部下たちを横目に最後まで戦い続けたケベクもついにダウン。

迎えに来た家族たちに微笑むと、幸せそうにこの世を去って行く。

そして、ウィジャ王とウンゴ王妃も…。

ケベク 各話のあらすじはこちら


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